Back To Rock2011/09/03


今回も音楽ネタで。


ちょっと前にこのブログで僕の友人がやっている

bookRadioというWEB放送局のことについて触れたことがあります。

今こういうことをやっているよ、と友人から久々のメールをもらい

時間を見つけては少しずつアーカイブにアクセスして聴いています。

友人(bookRadioの放送番組内で彼は自身をグッドモーニングと名乗って

いるので以下の表記はグッドモーニングさん、とします)からのメールに

書かれていたbookRadioの大コンセプトをそのまま引用すると


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~“選び”の基準を自らで持つユーザーは、自ら選んだ「良いもの」

について、もっと多くの人と共感したいと願います。「良いもの」の

存在を互いに共有し合うことは、ユーザーの“選び”の基準を育みます。

そうした“ユーザーの交感”は、いちどは埋もれてしまった「良きもの」

を再生・復活させることへもつながります。

こうした“ユーザーの交感”のための「場」が、bookRadioです。

そしてこの「場」から、「良いもの」を「選ぶ」ことを通して、

真に価値あるコンテンツを同時代の人たちに広く、そして長く提供し

続けていくことが、bookRadioの考える出版活動です~


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bookRadioは現在グッドモーニングさんを含む3名で放送を行っており、

グッドモーニングさんは Back To Rock という番組を担当しています。

この番組は過去のロックの名曲を流しながら、音楽としてのロックに

とどまらず身の回りの「ロックなもの」や映画、書籍の中にある

「ロック的なもの」「ロックを感じさせるもの」「まさにロックなもの」

を拾い上げ、それについて語る、といった内容になっています。


僕の解釈が間違っていたら指摘してください >>グッドモーニングさん


流暢にベラベラしゃべる、というのではなく、考えながら トツトツと

語る、といったスタイルがイイかんじです。


あとこれもひとつポイントになっているところなのですが、bookRadioの活動を

しているグッドモーニングさんを含む3人は皆1966年生まれ(僕もそうですが)と

いうことです。この年代ならではの視点、というものにも注目したいところです。


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グッドモーニングさんと僕とは、もう10年くらい前になるかな

一緒にビートルズバンドをやっていた時があり、ジョンとポールでした。

同い年で家族の構成も同じだったりして、僕は勝手に運命的なものを

感じていました。

自分たちを取り巻くいろいろな場面での環境がそれぞれに大きく変わったり

して(それは生きていくうえで避けられない変化だったりして)

結果として僕らは離ればなれになってしまいました。

彼はとても才能豊かな人で、連絡を取り合っていない時もいつでも何か

特別なことをしているのだろうなあ、と思っていました。

久しぶりに連絡をもらい、bookRadioをやっていると知った時

「やっぱり」と嬉しくなりました。


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番組のURLは


です。毎週日曜日の午後23:55から放送しています。

是非聴いてみてください。

彼と僕がジョンとポールとして一緒に歌った曲について取り上げた回も

ありますよ


ちなみに・・・

個人的に最近の日曜日はもうそれはそれはクタクタで、おまけに夜に一杯

やってしまうのものですからOn airの時間まで起きていることができません。

リアルタイムではなく後追いでの視聴となっています・・・ごめんなさい


↑ロック好きな方にオススメの番組です

rock'n'roll2011/09/03


さらに音楽ネタ、僕自身にとってのロックについて。


もう30年以上、ロックという音楽に魅せられて生きてきました。

ロックというよりはロックンロールといった方が正しい表現になります。

ロックとロックンロールの違いについての厳格な定義とかそういうもの

は知りません。しかし自分に対してダイレクトに、リアルに訴えてくるのは

ロックンロールという言葉の方です。


小学生の時初めてビートルズを聴き、以来今日までロックンロール一辺倒です。

ロックンロールについてのウンチクもないし、他の音楽と比較することもなく

ただただ好きで聴いているだけですが、そこから自分なりに得たものもあります。

ロックンロールというのはただの音楽の一形態ではなく、生き方の指針になる

ような考え方とか心の持ち方とか、もしかすると僕にとってはある種の宗教のような

ものかもしれません。

僕の背骨はロックンロールでできている、という意識が今までずっとありました。

シンプルで力強く、繊細で感情的、そして時には感傷的でもあるこの音楽は

(この音楽 という言葉には 曲、詩、そして演奏や歌、さらには演奏者の

生きざま、とかいうものまで含んでいると考えます)

自分が生きていくうえでの基本的な立ち位置や方向性を与え示してくれています。


顔に似合わずキザな言い方をすれば、ロックンロールを信じて生きているんだよなあ

ということなのでした。

極めて個人的ワールド的に、そう思っています。


↑The Beatles 以外で大好きなバンド The Kinks

 Ray Davies はLennon-Mccartney に並ぶ天才だと思います