ギター購入 その9 ― 2021/12/04
翌日、スチュアート君から返信がありました。
ホントごめんなさい。在庫の件はシステム上で間違ったコードが
使用されていたことから起きた人為的なミスです。それでさらに
申し訳ないのですが、Martin のサプライヤーに納期を問い合わ
せたところ、Martin はこのモデルの生産をやめてしまい、それに
より延期になっていたバックオーダーがすべてキャンセル扱いに
なってしまいました。そういうわけで前回お伝えした 「元デモ機」
が現在ご紹介できる最後の製品となってしまいました。
もしこの製品でよろしければすぐに差額を返金したうえで日本へ
発送しますし、気に入らなければ全額を返金しますのでご希望
を教えてください。
とのことでした。正直なところこのメールを読んだ時には 「システム
上で間違ったコードが使用されていたというのはまあ仕方ないと
して、どうしていきなり在庫が復活してそのお知らせメールが僕に
届くのか理解できない、ありえねえだろ、どこからどこまでが本当
のことなんだよ」 と思いました。それでもメールには 「元デモ機」 の
写真がたくさん添付されていて、なんとなく一生懸命さが伝わって
きたのと同時に、もう乗り掛かった舟だし結果どうなってもこれも
ひとつの経験とか勉強になるかもわからんなあ、と思うようになって
きたこともあり、まあこの際このまま 「元デモ機」 のセンで進めて
みるか、ということに決めました。返金してもらって終わり、では
それもまたつまらないしなあ、とも思いました。それにもうひとつ、
そういえば1軒目に問い合わせしたショップも 0-15 はディスコン
になった、とメールを送ってきたけれどもこれは今回のメールの
内容と一致するし、ということは今ここで購入しないと今後しばらく
0-15 は入手しにくい状況になる可能性があると考えました。
僕はもともと他人に甘い人間なので(自分にはもっと甘いです)、
そうかーじゃあしかたねえなあ、じゃあこの 「元デモ機」 を検討
するからキープした上でもう少し詳細を追加の写真と共に送って、
とメールしました。しばらくすると追加の写真とともに、ギターの
コンディションについて詳しく記されたメールが送られてきました。
たくさん送られてきた写真を見ると、なかなかイイかんじです。
ちょっと検討したのち、このギターを購入しますとスチュアート
君にメール送りました。エクセレントニュース!と返信があり
すぐに発送するね、と書かれていました。
続きます
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