ギター購入 その112021/12/11


 輸入代行業者の websiteを開き、問い合わせフォームに最低限

の個人情報を記し、どのショップのどの商品を購入したいのかを

記入する部分に僕が購入したギターの情報を書き込みました。

で、送信 と。


 翌日返信がありました。読んでみると


「商品の素材にマホガニー/ローズウッドが使用されている場合、

以前はワシントン条約に抵触するため品の発送はできず、現在は

それは外されたのだが、日本の税関よりワシントン条約に基づく

再輸出証明書の提出を求められる可能性があるとのことで、

弊社での取り扱いは申し訳ないが断りさせていただく」 


とのこと。これはいったいどういうことですか。


僕が購入したギターはオールマホガニー、指板はローズウッド

です。ワシントン条約の関係で輸入できないのはハカランダだけ

だと思っていました。それに再輸出証明書ってなんだろう。

Martin はアメリカのギターだけど僕はイギリスのショップから購入

したわけなので再輸出証明書がどうだとかそういう問題が発生

してしまうのだろうか。


いきなり不安になりました。


疑い始めれば、もともとギターの在庫の件だってミスがあったわけ

だし、輸出もホントはできなかったんだごめんなさい、とかいって

いきなり謝られたらどうしよう、とかつい悪い方へ悪い方へと考えが

行ってしまうのでした。困りました、ソンな性格です。




もうちょっと続きます

印象派と現代美術2021/12/17


 お客様のところへ年末の挨拶に出かけました。いつも本当に

お世話になっていて感謝しかありません。ありがとうございます。



 というわけでせっかく久しぶりに都内へ出てきたので絵でも

見て帰ろうということで美術館へ行きました。


↑ここ アーティゾン美術館


 今日のお目当ては印象派の絵たちです。先日印象派の絵を

見て興味を持ったところでしたので良い機会です。


展覧会のタイトルは

「印象派 ― 画家たちの友情物語」 ということです。



アーティゾン美術館では同時に

「M式「海の幸」 ― 森村泰昌 ワタシガタリの神話」 という

展覧会も同時に開催されていまして、会場に入ると順序として

こちらの方から見るようになっていました。



 ええと、毎度のことなのですが、僕は音楽、絵画、その他芸術を

鑑賞するのは好きなのですが なにせ聴く耳だったり見る目を

あいにく持ち合わせていないため評論等はまったくできません。

ということでどちらの展覧会もとても楽しく見ることができました、

というのが感想です。今日の目的は印象派の絵の方だったの

ですが、そちらはあまり作品数も多くなく、どちらかというと

森村さんの展覧会の方がメインのようなかんじがしました。

作品のインパクトも強いし偶然とはいえ見られて良かったです。


 美術館で絵を見て僕が考えるのはそれら作品についての考察

とかいうものではなくて、「僕ももうちょっと上手に絵が描けたら

人生もっと楽しかっただろうなあ」 ということ、ほぼその一点です。

なにしろ自慢するわけではないですが、僕は絵が絶望的に

下手なのです。学生時代の美術の評価は常に 「2」 でした。

そういうこともあってか、美しい絵を描く画家には尊敬の念を

抱きますし、それは美しい音楽を作る作曲家に対しても同じ

です。 才能のある人がうらやましいです。



 美術館を出ると外はすっかり暗くなっていました。東京駅の

丸の内口側で街路樹がライトアップされているという情報を

得ていましたので、美術館がある八重洲口から行ってみました。



↑ああ、冬なんだなあ と思いました


↑ウエディングドレスを着たお嬢さんがあちこちにいて撮影会を

 しています。本物のお嫁さんではなくて商業的な撮影なので

 しょうね。 めちゃくちゃ邪魔でした





 
 展覧会と都会の夜景を見てリフレッシュしました。

今年も残りあと少し、頑張ります。

ギター購入 その122021/12/20


 神田沙也加さんがお亡くなりになったとニュースで知りました。

悲しいことです。神田さんとは当然ながら一面識もあるわけもない

のですが、個人的にささやかな思い出があり、とても残念です。

心よりご冥福をお祈りします。


*****


 昨日はテレビにかじりついてアメリカンフットボールの学生日本一

を決める 「甲子園ボウル」 を応援しました。我が法政大学オレンジ

は東日本代表として出場しました。しかし関西の雄、関西学院大学

ファイターズはやはり強く、残念ながら大差をつけられての敗北に

終わりました。法政は久しぶりに甲子園に戻ってきたわけですが

これから力をつけてまた来年甲子園で戦ってほしいと思いました。



・・・・・ということでギター購入のお話しの続きです



 20年くらい前に ebay という website を通じて何本かギターを個人

輸入したことがあります。その中にはマーチンの D-18 というやはり

サイドバックがマホガニー、ローズ指板のギターもあったのですが

なんの問題もなく輸入することができました。現在国内で流通して

いるマーチンのギターも使っている材料は僕が今回購入したギター

と同じなはずなのでまあ大丈夫だろうとは思うのですが、やはり

ちょっと不安です。問題が起きたらその時に考えるしかないなあと

気を取り直し、貨物の追跡に専念することにしました。


 ところで先ほどふれた、20年前に輸入したギターですが、主に

1960年代のギターを輸入しました。1966年製のMartin D-18 、

同じく1966年製のEpiphone Casino、正確な年式は忘れましたが

やはり1960年代製のEpiphone Serenader、他数本です。

当時いろいろ事情がありどれも手放してしまいましたが、今ebayを

見てもなかなかあの頃のように良い楽器をみつけるのはむつかしい

みたいです。オールドの楽器には素晴らしいものも多くあるので

いろいろ楽しんで探したものですが、今はすっかり興味がなくなって

しまいました。




もうちょっと続きます 次でおしまいかな

ギター購入 その132021/12/25


 今年もこいつの季節がやってきました!
 

↑澤乃井 純米吟醸 蒼天原酒



・・・・・ということと全く関係なく、ギター購入のお話し最終回です。



 案ずるより産むが易し という言葉がありますがその通りでした。

ギターは通関で没収されることもなく無事僕の元へ到着しました。

運送業者は Fedex。エプソムの店を出発したあとフェルサムから

フランス シャルル・ド・ゴールへ。そこからインド ニューデリー、

さらに中国 広州へと渡り、成田に到着しました。約1週間の旅と

いうことで意外と早く着くものなのですね。日本に到着してからは

セイノースーパーエクスプレスに荷物は引き継がれ、昼間僕が

会社にいるときにドライバーさんから 「荷物届けに来たのだけれど

ご自宅は不在のようなので電話しました」 と連絡が入りました。

営業所の場所を聞くとそれほど遠くない場所だったので、終業後

自分で引き取りに行くことにしました。ドライバーさんはいろいろと

くわしく丁寧に教えてくれてとても親切でした。夜20時過ぎに

営業所に到着、無事ギターを引き取りニコニコしながら持ち帰り

ました。そして即開封、ギターの無事を確認し安堵したのでした。


 実はこのギター、付属しているのがハードケースではなく所謂

ギグバッグといわれるものでこれをどのように梱包してくれるのか

とても心配でした。もうこのあたりはイチかバチか、相手も普段

から楽器を発送し慣れているプロのショップだし、最悪もし壊れて

いたらあきらめて返品しようと考えていました。しかしそれも幸い

杞憂に終わり(運が良かっただけかもしれませんが)、まったく

問題なく到着したので本当に良かったです。





↑Fedexの追跡履歴です


 ギターですが、ボディの大きさ、音色、音量、音のバランス、そして

おまけに匂いと全てにおいて大変気に入りました。今まで購入して

きたギターの中で一番自分に合っているのではないかと思っていま

して、これから僕の残りの人生の友としてずっと大切にしていくつもり

です。



おしまい




BELUSHI2021/12/27


 昨日の日曜日、吉祥寺に映画を観に出かけました。

観たのはこれ↓


「BELUSHI」 


みんな、彼を好きだった。とありますが僕も大好きです。



 33歳で亡くなった天才、ジョン・ベルーシのその短い生涯を

追ったドキュメンタリー映画です。しみじみと観たのですけど

まあこんなものかな、と思いました。ただ一点だけ驚いたのが

ジョン・ベルーシといえばまずはブルースブラザーズのイメージ

なわけなのですが彼が後にブルースのレコードをすべて手放し

パンクに傾倒していったということです。当時の彼をとりまく環境

や彼の精神的、肉体的な状況がそうさせたのかなと思うのです

がそんなに簡単にひとことでくくれるものではありませんね。


 映画は29席しかない小さい部屋での上映でした。インターネット

で席の予約をしたときは僕がその回最初の客だったので、一番

良いと思われる席を押さえました。いざ行ってみると席はガラガラ

なのに僕のすぐ隣を予約して座ったおじさんがいたのが少し気に

食わなかったのですがまあ仕方ないです。



 映画の中でいろんな帽子をかぶり、それがまたサマになっていた

ジョン・ベルーシの影響をちょっと受けて映画のあと、サンロードの

お店で帽子をひとつ買いました。早速かぶって帰宅すると女房と

チビ2が 「なかなかいいねえ」 と言ってくれたので嬉しくなりました。



めでたしめでたし



↑映画館でもらったチラシです カッチョええな