モトリタ ― 2022/04/16
昨年、10年ぶりに車を買い替えました。10年同じ車に乗ったのは
初めてです。いろいろな車に乗ってきて、その中には大きな車も
ありましたが僕はどちらかというと小さい車が好きみたいです。
しかし小さい車でも軽自動車には乗ったことがなく、一度乗ってみたい
と思っていたところ、程度の良い初期型のスズキアルトラパンを
見つけたので購入し現在も楽しく運転しています。
で、最近家の片づけをしていたら昔ロードスターに乗っていた時に
取り付けていたモトリタのステアリングホイールが2本出てきました。
その前には mini に取り付けていたのですけどこれら2本とも若いころ
結婚前の女房からプレゼントしてもらったステアリングです。市ヶ谷の
BRGという英国車のパーツを扱うショップに行き買ってもらいました。
いやあ懐かしいなあ、などということを考えているうちに、そうだ
今回このどちらかをラパンに取り付けよう!と思い立ったのでした。
↑レザーとウッド、どちらもモトリタです
いろいろ考えて今回はウッドをチョイスしました。webでラパンに取り
付けする際に必要なボスやアダプターを購入、取り寄せました。
ホーンボタンはロードスターに乗っていた時のものを使用することに
しました。mini のときはホーンはウインカーのレバーについていた
のでステアリングホイール中央にはホーンボタンがなく、ボスの上に
「ホーンキャップ」 をカパッとはめていただけでした。
で、ホーンボタンのセンターモチーフが mazda になっていて
このままラパンに使用するのはちょっとなあ、というかんじなので
どうしようかなあ・・・なにか代わりの丸いものを貼り付けないとなあ
・・・・・ 閃いた! 外国のコインで合うやつないかな
確か大学の卒業旅行でヨーロッパを放浪したときに使いきれず
持ち帰ったコインがいろいろあったはずです。もしかしたらなにか
合うものがあるかもしれないと探したところ見つけました!
なんとフランス 2フランコインがサイズぴったしです! ラパンは
フランス語でウサギという意味だしいろいろとカンペキです。
↑ロードスター用のボスと同時に購入したホーンボタン
↑センターモチーフは両面テープで接着されていました 剥がします
↑ジャーン フランス 2フラン硬貨 種まくマリアンヌさん
↑これを両面テープで貼り付けます カッチョええ・・・
ホーンボタンが出来上がりましたので早速車に取り付けます。
↑オリジナルの状態
↑エアバッグをはずして、警告灯が点灯しないよう処理します
↑ボスとステアリング、ホーンボタンを取り付けて完成です
時間的にはトータル1時間もかからない作業時間でのドレスアップ
作業でしたがとても満足しました。運転もしやすくなりました。
このラパンの次の車はユーノスロードスターにすると今から決めて
いまして、それを最後に運転免許を返納しようと考えています。
そのロードスターにもこのモトリタを取り付けて、僕の運転人生
を最後まで共にしようと心に決めています。
Clazzio ― 2022/04/17
上村松園再び ― 2022/04/20
日曜日、上村松園の絵を見に山種美術館へ行ってきました。
女房も道連れです。この日が展覧会の最終日ということに最近
気づき、なんとかギリギリセーフで見ることができました。
あぶないあぶない
↑最寄りの駅は恵比寿駅です
↑やってまいりました 山種美術館
↑ワクワクします
時間をかけて一点一点の作品をじっくり見ました。本当に素晴ら
しいです。
展示されている作品の中で一枚だけ写真撮影を許されている
絵がありました。多くの人が入れ代わり立ち代わり絵の前に立ち
スマホで写真を撮っていました。展覧会でよく見られる光景ですが
僕はその絵が気に入ればショップでポストカードを買えばよいと
思っていたのでいままで写真を撮ったことはありませんでした。
しかし今回初めてです、中年のご夫婦がその絵を見ていましたが
しばらくするとご主人が絵の横に立ち奥さんが絵とご主人の写真
を撮ったのです。その瞬間僕は雷に打たれた気分になりました。
そうかそういうことだったのか!今まで 「絵の写真」 を撮る人しか
見たことがなかったのですが 「絵と一緒の写真」 を撮ることが
できるということを想像もしたことがありませんでした。つくづく
自分は想像力のない愚かな人間だと思いました。
ということで早速女房を呼んで僕も写真を撮ってもらいました。
↑ウキウキの僕です 良い記念になりました
今回の展覧会は上村松園のほかに鏑木清方や伊東深水の絵も
いくつか展示されていてさらに楽しめました。
↑今回の戦利品の一部
絵を見た後はショップで図録やクリアファイル、ポストカードなど
をたくさん購入し、ゴキゲンで帰宅しました。
次回は鏑木清方の絵を見に行きます。
鏑木清方展 ― 2022/04/25
国立近代美術館で 「没後五〇年 鏑木清方展」 を見てきました。
↑最寄り駅 竹橋駅のホームに案内がありました
↑竹橋駅から地上に出るとすぐです
↑パチリ記念撮影
ということでじっくり見ました。どの絵も良かったです。
陳腐な感想しか書けないと思うのでそのあたりは省略しますが
「築地明石町」 を見た時には息を呑みました。ほかのどの作品
とも違う、と思いました。近くからじっくり見た後、離れた場所から
も長い時間眺めました。美しい絵はいくら見ても飽きることは
ありませんね。とても幸せな時間を過ごしていると感じました。
今回気に入った絵は 「築地明石町」 と他数点でした。
ミュージアムショップに入っても上村松園の時ほど物欲に襲われる
ことはなく、結局なにも購入することなく帰ってきました。本当は
築地明石町のうちわが欲しかったのだけれど 入荷待ち になって
いて買えませんでした。みんな欲しいものは同じなのだなあ、うちわで
パタパタ扇ぎながら夏の熱い夜にビールを飲みたかったなあ、などと
しみじみ考えたのでした。
この日、朝は曇りだったのですが美術館を出るころには雨が降って
いました。晴れていたら久しぶりに北の丸公園を散歩しようねと女房と
話していたのですがあきらめて帰りました。残念です。
次回見に行く展覧会も決めました。次は遠征しますよ
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