青梅マラソンコースを歩く会2014/03/22


 今年2月16日に開催予定だった 青梅マラソン は残念ながら大雪のため中止に

なってしまいました。僕はエントリーしていませんでしたので本当は特に残念にも

思わず、まあこの雪じゃ中止だよなあ、ってなかんじでした。 


 というわけで、そういうこととはまったく関係なくつい先日3月16日の日曜日、

「青梅マラソンコースを歩く会」 というのが開催され、2020年東京オリンピックに

陸上競技選手として出場するための準備も兼ねて、僕も参加してきました。

ひとりの参加ではつまらないので女房も道連れです。


 これは会の名前の通り、実際の青梅マラソンのコースを走るのには自信がない

人も自分のペースで歩いてみましょう、ということで 古里から河辺 までの17kmを

しみじみと歩く(ガンガン歩く人もいますが)催しです。走るのは禁止です。

まさに僕のためにあるようなイベントではないですか。歩くだけで頭も使いません。


 快晴の朝、羽村駅から普段めったに乗ることのない下り電車に乗り込みまして

「古里駅」 へ。これから歩くんだからその前に疲れてしまわないように座って行こう

とか言っていたらトンでもありませんでした。登山やハイキング、青梅の梅林見物の

人たちで電車はギュウ詰め、これは山手線か!というくらいで早速疲れてしまった

のでした。


・・・そうこうしているうちに電車は古里へ到着。



↑古里駅。のどかなかんじ


 駅を出てすぐのところにある小学校の校庭が本日の集合場所です。


↑のどかなかんじ


 のどかに集合してのどかに開会式をしてのどかに準備運動をしてのどかに

出発します。


 女房と、政治経済の話題を中心に現在の日本が抱えている諸問題について

激論を交わしつつ、青梅街道をてくてくと歩きました。



↑青梅の街を我が物顔で歩いている女房

 後ろ姿の写真を撮ろうと思ったのですがズンズン歩いていってしまいました

 じつにけしからん態度です


 会話の内容が日本の問題から我が家の問題に移り始めたころ、ちょうど良い

タイミングでゴール地点に到着しました。17kmを無事歩ききりました。



↑ゴール地点の 「青梅市総合体育館」

 公式タイムは3時間23分でした。


↑「完歩賞」 をいただき、甘酒をふるまっていただきました。美味しかった!



↑「完歩」 という言葉からの満足感に浸る僕(ジョージ・クルーニーではありません)

 48歳、そこはかとなく哀愁漂う男の背中(リュックで隠れていますが)ですね


 ここで自由解散となりましたので、さらに家まで3kmの道のりを歩いて帰りました。



↑またひとつ人として成長したような気がします


 とても楽しかったです。来年もまた必ず参加するかもしれません。

コメント

_ ナボルスキー ― 2014/03/28 16:22

激務の合間にも人生の研鑽たる行事に参加なされるkyuさんの姿に感動しております。

ところで、ご令室のズンズン突き進む後ろ姿は、実に力強いではありませんか。
日常生活に疲れた時は、ふと紅潮させた頬を、そっとその背中にもたれさせ、寝息のひとつふたつでもかいてみてはいかがでしょうか。まさに安息の瞬間だと想像します。

それに引きかえ、kyuさんの後姿、哀愁どころかお見受けする限りでは、ちょっと目を離そうものなら昼の河川敷、公園、夜の巷へと飛んでいきそうな腕白少年のようなエナジーが感じられます。

いずれにしろ、けっこうな事でございました。

_ kyu ― 2014/03/30 23:38

ナボルスキー ちゃま

毎度のことながら ナボルスキーちゃまがお書きになる
文章の格調高さに心底から感じ入る次第でございます。

女房の力強さにつきましては、反論の余地はございません。

僕の後ろ姿・・・ヤバいのです最近ホント
サボっていますがまた少し走らねば、というかんじです

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